毛髪メタル(金属)検査
毛髪検査は39元素5対比のものでなければわかりません。
検査の意義
普段の生活で、私たちはどれだけの有害金属に触れているでしょうか? ペンキや電池、ビニール製品、たばこの煙、工場からの排水。目に見えるものだけでも、数え切れないほどの金属に触れています。産業の発展に伴い、多くの化学物質が生まれ、生活に便利さを与えるものとして利用されてきました。
しかし、それらの化学物質や土壌や水に漏出された有害金属より起こる環境汚染によって、私たちの健康は、目に見えないところで蝕まれています。
メタル検査は、私たちの体が、どれくらいのレベルで環境内に存在する様々な有害金属に暴露しているのかを調べる検査として有効です。また、有害金属のみならず、体に必要なミネラルも数値化されます。
人間本来の健康な状態を取り戻すために、まずは体内の毒素が何なのか、そのレベルを把握し、解毒していく治療法により、患者さんが悩んでいる病気から回復するための一歩となるでしょう。
主な有害金属の臨床的な影響
- 水銀はうつ病、疲労、発達障害、神経系や運動障害、その他の症状を引き起こす。
- アルミニウムはアルツハイマー病にとって重要な要因である。
- 鉛はうつ病、吐き気、疲労、コミュニケーションや集中力の問題、発育問題、神経系や運動障害その他の症状を引き起こす。
- 亜鉛欠陥はアレルギー、発育問題、脱毛、にきび、体重問題やその他の症状を引き起こす。
- マグネシウム欠陥は、不安、うつ病、けいれん、運動障害やその他の症状を引き起こす。
- 銅欠陥はコレステロールレベルを上昇させ、貧血、慢性感染症やその他の症状を引き起こす。
- コバルト欠陥は、悪循環、偏頭痛やけいれんに関与している。
検査の種類
頭髪、尿、血液、赤血球、便によるメタル検査を行っています。
どういった疾患に推薦されるのか?
注意力失陥/多動性障害 | 慢性疲労症候群 | 貧血 |
不安/過度のストレス | 消化器系疾患 | 食物アレルギー |
アルツハイマー病 | 鬱病 | 偏頭痛 |
痙攣 | 気分変動 | 精神病 |
自閉症 | 運動障害 | 強迫性障害 |
生殖問題 | 皮膚の問題/ニキビ | 睡眠障害 |
チック障害 | トウレット症候群 | 弱い爪 その他 |
アンディ博士のカウンティングルール
GPLでは39元素の毛髪検査を行っています。39元素調べないと、水銀の悪さはわかりません。
弊社は、アンディカトラー博士の許可を得て、ホームページにカウンティングルールを載せています。国内の検査機関ですと、26元素又はそれ以下の元素でしか調べていません。これでは、カウンティングルールは、使えません。カウンティングルールは、水銀の多い、少ないに関わらず水銀中毒を判定するものです。水銀中毒の場合、大抵水銀値は、正常、もしくは少なめです。これは体内に溜め込んでいて出てこないためです。仮に国内の検査機関ですと、上記の結果であれば水銀中毒ではないと判断されてしまいます。
又、これもよくある事ですが、健常児の子供の毛髪検査で水銀値が多いことがあります。これは、水銀を、体内に溜め込まず排出しているからです。ですから一概に水銀値だけでは、判断できないのです。
又、弊社では、お客様のデータの説明及びサプリメントのご提案もさせていただいております。
39元素の訳
カウンティング ルール(図解説明) 【76KB】
検査後のフォロー
ミネラルバランスを整える重金属を排出するという観点から様々なアドバイスと情報の提供をします。
1例表
ミネラル・重金属 | 対策 | |
---|---|---|
水銀に問題がある時 | DMSAサプリメント・ALA | |
鉛 | 多い | DMSA |
ヒ素 | 多い | DMSA |
アルミ | 多い | リンゴ酸サプリメント |
銅 | 多い | 亜鉛・モリブデンサプリメント |
リチウム | 少ない | リチウム |
セレン | 少ない | セレン |
コバルト | 少ない | VB12 |
モリブデン | 少ない | モリブデン |
五体比について
DDIやGPLの毛髪検査の結果を印刷した用紙の右下に"RATIOS"という項目があります。いくつかのミネラルの比率を列挙したものです。
"Ca/Mg"はカルシウムとマグネシウムの比率、"Ca/P"はカルシウムと燐(phosphorus)、"Na/K" はナトリウムとカリウム、"Zn/Cu"は亜鉛(zinc)と銅(copper)、"Zn/Cd"は亜鉛とカドミウムの比率です。
Ca/Pの比率が高く、必須ミネラルの項目でマグネシウムに対するナトリウム(sodium)の比率が低いばあい、ヴィタミンB6を補充する必要性が示唆されます。
Ca/Pが低く、カリウムに対するカルシウムの比率とマグネシウムに対するナトリウムの比率が高いばあい、免疫機能の低下が示唆されます。
Ca/Pが低いか、マグネシウムに対するナトリウムの比率とカリウムに対するカルシウムの比率が高いばあい、いくつかの消化酵素で効果的である可能性があります。
※他社では中国パセリ、アミノ酸複合サプリメント等をキレート剤と称して販売していますが、DMSA等に比べたら性能が良くなく、かなり高価なものです。いくらか検査費用が安くても結局は高くつきます。
よくある事ですが、買い物をして迷ったあげくネームバリューがあり安物を買って損をした事がありませんか?使ってみてから結局迷った物の方を後から買ってしまった。
弊社のお客様にもそういったお客様が多数おります。
弊社は弱小企業ですが自閉症・発達障害の専門でやっております。毛髪検査以外でも腸のイースト・ペプチド・体の代謝・免疫IgGやIgE検査もやっております。そういった観点からたくさんの情報があります。