自閉症改善の体験談（1）
ロビンさんの場合
私はロビンです。ペリーと言う１２歳の自閉症の息子がいます。
来月から栄養学の博士課程に入ります。誰も言わないけれど、食物アレルギーが自閉症や学習障害に関係している可能性があると言うことを勉強を通して知り、驚きました。
この夏、偶然GFCF（麦製品除去、乳製品除去）ダイエットのホームページを見つけてとても興奮し、試してみました。
この秋には中学校（とっても行かせるのは嫌なんですが）にあがろうとする息子を自宅で教えることにしました。家にいると何を食べるかなどモニターできます。
さてどうなったかです。
最初の２～3週間は乳製品（おもに牛乳）をやめました。変化はほぼすぐに見られました。走り回ったり、スキップをしたり、意味のない笑いがなくなりました。
その次の数週間にわたり、牛乳を与えましたが、もはや乳製品は摂れないという結論に達しました。
現在ソイミルクを飲んでいます。ソイミルクは値段が高いのでソイミルクメーカーを購入しました。
現在、カゼインフリー（乳製品除去）4ヶ月、グルテンフリー（麦製品除去）3週間目です。
息子を注意して観察するとどの食べ物に敏感かも言えます。
長くなりましたが、始めようとしている人たちにがんばってほしいです。高額になると思う人もいるでしょうが、食事を準備することに関しては基本に戻ることが私のアドバイスです。
GFCFダイエットは私の息子には有効でした。やめないでください。もしがんばったらいつか突然妙な行動が出てくるかもしれません。それは他の食べ物のアレルギーあるいは、食べていけなかったものを最近食べてしまったのでしょう。誰も食べ物の質を気にしていない上、説明さえもしないという問題を悟るべきだと思います。私の気のせいなのでしょうか。何が起こっているのかじっくり観察してください。真実は語ってくれます。
ADD、自閉症などと診断された子供の数は記録的です。
この数字は驚異的で、医師も気づいているはずです。もはや食べ物に直接関係しているという事実に異議を持っていません。食べ物のバクテリア、菌などを殺すため、完全に焼かなければならないことや肉は見えないものを殺すために放熱と言う過程を通して店に出されていることもご存知だと思います。
長いですが、もう少し聞いてください。息子に世界のどこに行きたいか文で書くように言いました。これが息子の書いたものです。
「もし、世界中旅行できたら、ホンデュラス、ベネズエラ、モリタニアとモロッコに行くだろう。モロッコは僕のお気に入りのところです。なぜなら、好きなアフリカ大陸にあるからです。」
息子は私たちの住む町からそれぞれの国への地図を描いてくれました。
これは成功ではないかも知れませんが、私たちにとっては息子の書いたものはすばらしいし、素敵だと思います。
2・3ヶ月前までは意味の有る文を1つも書けませんでした。
今、5年生になり、怒り、喜び、おかしな漫画を見て笑うと言った本物の感情を見せ、本も読め、話の内容も語ることが出来ます。
ベッキーさんの場合
DANドクターがいなくてもダイエットは出来ます。でも、近くにいるなら検査やサプリメントは簡単に済みます。アヘンのためにもダイエットはすぐにでも実行すべきですが、グルテン、カゼインの問題の有る子供は年がいくつであっても改善は見られます。
私の娘は５歳半でダイエットを始めました。ほぼ１年になりますが、変化は信じられないほどです。とてもインタラクティブで、学ぶ事が速く、話す事が好きです。言語力が非常に伸び、感覚問題もなくなり、もはや問題ではありません。
以前は人をジロジロ見てもめったに目をあわせなかったのが、とても社交的になり、彼女の言うことやする事にどんな反応をするか私たちの顔を見ます。まだ、言語や社会的な面で遅れていますが、コミュニケーションをとろうとする気持ちがあり、学んでいる段階です。
どの位の自閉症の問題が大人になって残るかわかりませんが、このダイエットが彼女の未来を変えました。やってみて本当に良かったと思います。すぐに効果が出ることを期待しないでください。ダイエットを始めて４ヶ月くらいまで効果は見られませんでした。もっと長くかかる人もいます。始めて数日後、後退を経験することもあるかも知れませんが、これはいい兆候であると同時に大変つらいものです。
実際100％のダイエットだと思っていたのですが、実は商品に少量のグルテン、カゼインが入っていました。このせいで、後退が長引き、あまりひどい症状が出なかったと思います。
ヘロインをやめているのにちょっとのアヘンを与えているようなものです。症状を軽くするかもしれませんが、後退を長くし、アヘンが体内にない状態になれるのに時間がかかったと思います。
結果として、数週間の変わりに１ヵ月間ひどい行動や自己刺激行動が出ました。隠れたグルテン、カゼインをやめてこの反応はだんだん減少し、行動も以前に戻り、４ヶ月目に改善が少しみられてそれからです。驚いたのは。
全ての影響があった部分に大きな改善が見られました。今では、孤立していた子供が社交的な蝶々のようにあっちこっちで遊びまわっています。
HJさんの場合
ダイエットをして２ヶ月目には社会性が爆発した感じでした。
プレスクールでは自分を追いかけるように頼んだり、追い回したりみんなと遊ぼうとします。教室で遊ぼうと誘ったり、突然同じオモチャで遊ぼうとする子供にも我慢しています。
いつも一人でいるよりもグループでいるようにしています。
現在援助つきで普通の幼稚園に行っていますが、まだ適切な行動の仕方を学んでいます。
でも大きな進歩はみんなからの注目を受けたいようで、仲間に入っていこうとすることです。今日ダイエットをして７ヶ月目ですが、もっと流暢に話し、家族と話をしようとします。
家で週に４時間から６時間のABAと学校で30分のスピーチセラピーだけなので、これは驚異的な進歩です。
これはダイエットのおかげだと思います。また、成長も要因していると思います。
でも、肉体的にはダイエットのおかげであることは否定できません。
湿疹も下痢もなくなり、夜もずっと寝てくれます。何にも代え難いものです。
ビタミン、フラックスオイル、アシドフィラス菌なども与え、役立ったと思います。
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