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MMRと自閉症の真実(4)

ディアはGMCの審理よりずっと前に、ランセット誌論文になった12人の子どもの医療記録を入手しているが、これは明らかに違法行為である

英国法はいずれも、医療情報の機密性に関しては等しく強力である。ランセット誌論文の12人の子どもの親たちは、許可したことは一度もないのに、ブライアン・ディアがどうやって子どもの医療記録を入手したのか分からず、長い間抗議の叫びを上げてきた。以下は、ランセット誌論文の12人の子どもの親の一人から、最近48時間内に私に宛てたメモである。

「私はブライアン・ディアのインタビューは受けていません。私はワクチン被害家族を代表してメディアに出て、私の子どものことは話していますが、秘密の医療情報を話したことは一度もありません。MMRワクチンの後の彼の反応についてのみ話しています。ブライアン・ディアは自分の医療メモに書いてあるから医療情報を知っており、しかもGMCの審理が始まるずっと前から知っていたのですから、GMCの審理から情報を得たとは言えないはずです。」

以下はもう一つの意見である。

「ブライアン・ディアは、ランセット誌論文の子どもたちの名前や、ロイヤル・フリー・ホスピタルに入院した日付を、GMCの審理のずっと前に、誰でも見られる自分のホームページに掲載していました。私たち親の中にはメディアに登場している者もいるからかまわない、というのが彼の見解でした。

ここで問題になるのは、ブライアン・ディアが知らせるまで、私の子どもがランセット誌論文の12人の子どもの一人であることを、私はメディアに知らせていなかったという点です。私の子どもの医療記録を私の許可なしに、どうやって彼が入手したのか尋ねる電子メールを、何度となく彼に送信しました。彼が私や私の家族にインタビューしたことはなく、この質問にも回答はありません。

ブライアン・ディアは私たちの子どもに関する秘密情報を入手したと私は考えており、どうしてそんなことが起きたのか知りたいのです。彼は電子メールで、ロイヤル・フリー・ホスピタルから秘密文書をどうにか探り出したのだと言いました。

次の質問には、ブライアン・ディアは答えていません:フリーランス(または他のいずれか)のジャーナリストが、親の同意を得ることもなく、研究論文の著者らの同意を得ることもなく、プライバシー保護委員会や院内倫理委員会の承認を得ることもなく、研究ファイル原本を閲覧し、完全な身元も分かり検査結果もすべて分かる子どもたちの、ロイヤル・フリー(または他のいずれかの病院や開業医)の医療ファイルと比較するための手段で、英国の法律によって許される手段も、ブライアン・ディアがBMJに知らせていただけませんか?」

以下は、彼のごく最近の記事に関して、ランセット誌論文の12人の子どもの親が最近BMJに対し告訴したものである。

「私は、私の子どもやその他の子どもたちについてのこの記事を発表することをブライアン・ディアに許可したBMJを、正式に告訴しています。腸疾患に関して何の資格もない一ジャーナリストがこのような推定をすることを、BMJが許可していいのですか?

私の子どもは毎日腸が悪く、ひどい痛みです。子どもたちの腸疾患は年々悪化しており、腸疾患が専門の他の医師もこの疾患を確認しました。ウェイクフィールド医師、ウォーカー・スミス教授、それにサイモン・マーチ教授でなかったら、私の子どもはどうやって切り抜けていたかと思うと恐ろしくなります。

ジョン・ウォーカー・スミス教授はちょうど先週、欧州小児科・胃腸病学・肝臓学・栄養学会から功労賞を受賞しました。彼はハーバード大学医学部のアラン・ウォーカー教授に推薦され、委員会は満場一致で合意しました。

ブライアン・ディアにはどんな資格があるのですか? ブライアン・ディアは何人の命を救いましたか? そもそもブライアン・ディアは、私にインタビューするだけの礼儀もわきまえていないのに、私の子どもの医療情報を知っていると自慢しています。ブライアン・ディアの記事を支持するどのような情報をBMJは持っているのですか?完全な開示を要求します。」

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本ページ「MMRと自閉症の真実(4)」と併せてお読みください。

「MMRと自閉症の真実(1)~(4)」ページは要約したものです。元原稿はこちらをお読みください。