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ポリオ不活化ワクチンを考える

ポリオの真実

アメリカで1950年代に起こった事

アメリカでは1950年代ポリオ不活化ワクチン接種後にポリオの増加があった。

1955年マサチューセッツ州で前年の273人に対し2027人。
同年 コネチカット州では、144人から276人。
ウィスコンシン州では、326から1655人。
このように全米の至るところで、著しい増加であった。
これを受けて1957年1月に17州で、ポリオソークワクチンを中止した。

ヨーロッパでもほとんどの国で、1955年にソークワクチンを中止した。

1956年に米国保健当局は、ポリオの診断基準をかえた。
これにより、ポリオの発生患者数をおさえようとした。

以前は筋部、間接等の麻痺が24時間以上あった場合でしたが、これを60日間にかえました。

1959年にいくつかの州で、強制接種がされ、また、著しい増加があった。

  1958年   1959年
ノースカロライナ 78人 から 311人
コネチカット 45人 から 123人
テネシー 119人 から 386人
オハイオ 17人 から 52人
ロサンゼルス市 89人 から 190人

ポリオは90から95%が非麻痺性です。

無症候性 90から95%
軽い疾患 4から8%
非麻痺性無菌性髄膜炎 1から2%
麻痺性灰白髄炎 0.1から0.2%

ポリオは飛沫感染・空中感染はしません。

糞経路感染です。極端な感染拡大はしません。

デトロイトで、1958年麻痺性ポリオと診断された人たちを再診断したら、49%の人たちは、ポリオウイルスを持っていなかった。

1960年保健当局は、1951年から1960年の統計で、非麻痺性ポリオは70083人として、無菌性髄膜炎は0人。
1961年から1980年の統計は、無菌性髄膜炎100000人として、非麻痺性ポリオは589人です。又、全米の医師に布告をだすポリオウイルスを調べるなと、1961年ソークワクチン(不活化から)セービンワクチン(生)に切り替える。現在米国は、不活化ワクチンです。

考察
  • 1. 1950年代アメリカは、農業の生産性アップと重工業の拡大にともない、化学物質や重金属に暴露する子が大勢いた。それに伴い、麻痺性の疾患がふえた。これをポリオと間違って判断していた。
  • 2. 毒や化学物質にさられていた環境で、不活化ワクチンを打つ。不活化ワクチンは、添加剤としてDDT(農薬)や水銀、その他化学物質が入っています。これで、また麻痺性疾患が増えた。
  • 3. 毒や化学物質にさらされていた環境で、免疫に異常があり、ポリオに罹りやすくなっていた。(ごく少数)

重金属や農薬の証明

1930年の春には、オハイオ州、ケンタッキー州、アラバマ州、ミシシッピ州と他州で、麻痺の流行が発生しました。 患者はショウガのエキスを飲む習慣があった。流行の凄さは、シンシナティ地区だけで500例があったと推定される。
麻痺の原因は、その後、ジャマイカの生姜の残留農薬 リン酸塩であることが示された。 病理学検査では、これらの場合における脊髄の前角細胞がポリオと同様の病変を示した。
1879年に、実験的に鉛中毒による犬の伸筋の麻痺を作り出した。コロイド変性と脊髄前角細胞の細胞萎縮で構成される病変は、小児麻痺の病変を顕著に表した。

1881年に、サンクトペテルブルクで、Mierzeyeski教授の指導の下で実施した。研究で動物にヒ素の麻痺の病理解剖時に、ヒ素が、さらにその摂取後数時間で、急性中心性脊髄炎または急性灰白髄炎を引き起こす可能性があると結論。

1897年にオーストラリアでのポリオの流行、近年ではパラチオンなどの有機リン系殺虫剤が、ポリオの考えられる原因として疑われている。リンが広く、その年の肥料のために農家で使われていたと指摘。

1949年ポリオの疫学の研究は、果物や野菜の収穫と、気候、天候や湿度の変化に明確な相関関係を示すことを指摘している。 レタス、大根、キュウリ、サクランボ、ブドウ、ベリー、アプリコットなど、通常6月から9月までなどと野菜や果物の収穫は、ポリオの流行と一致します。

日本におけるポリオ騒動

我が国におけるポリオの流行は、1950年ごろからで、毎年2000人~3000人ぐらいです。

1961年にピークをむかえ、5600人に達しました。
特に北海道と九州での流行がありました。

日本のポリオ問題に対し根絶という本を書いた、故上田 哲 元議員の活動を知り、当時のNHKの対応、厚生省や研究者 古井厚生大臣の英断、ポリオや医療行政に、携わる人の真剣さがわかりました。

NHKが、行動をおこさなければ、生ワクチンの緊急輸入ができなかったと思います。 同時に、ポリオ問題に死に物ぐるいに、頑張った人たちに深い敬意を表したいと思います。

そして、不活化ワクチンじゃなく生ワクチンで本当によかったと思います。

ソークワクチンだったらアメリカと同じ状況になっていたでしょう。

しかし、日本も農薬の影響が、あったみたいです。

下の表2つは、ポリオの患者数と農薬の生産量を示したものです。

農薬の毒物の線とポリオの患者数のグラフの動きが一緒です。単なる偶然でしょうか。

グラフ

グラフ

結論

日本のポリオの野生株の感染は、30年前に1人、発症しただけです。
生ワクチンの接種で、100万人に1人、副作用でポリオを発症します。

だから、不活化ワクチンだと言っている人たちがいますが、いかがなものかと思います。
50年前の不活化ワクチンよりは、安全になっているとおもいますが、
不活化ワクチンには、アジュバント、チメロサール(水銀化合物)、塩化ベンゼトニウム、メチルパラベン、フェノールレッド、エタノール、エチレン、水酸化アルミニウム、アルミニウム、塩酸、水酸化ナトリウム、アルミニウム、硫酸、硫酸アルミニウムカリウム、ソルビトール、加水分解ゼラチン、チオサリチル酸、及びホルムアルデヒド( ホルマリン)等が入っています。
すべて、神経や脳細胞に悪影響を及ぼします。
生ワクチンは、不活化ワクチンよりは、添加剤がいくらか少ない。

今、乳児が打つ不活化ワクチンが増えています。
ビブワクチン、肺炎球菌ワクチン、DPTワクチン、0歳で接種します。

乳児は、脳の血液の関門が薄く容易に化学物質を脳にいれてしまう。
また、毒や化学物質を分解解毒する胆汁も生後6ヶ月しないと産生できない。

ポリオワクチンを打つのであれば、出来るだけ遅らせて、絶対に他のワクチンと同時接種をさせない。また、他のワクチンとは、数か月以上あける。免疫疾患(アレルギー)があれば打たない。

不活化ワクチンより生ワクチンの方がリスクが少ないと思います。
ポリオワクチンを打たないと言う選択もありかなとも思います。

ポリオ生ワクチンでポリオになった方には申し訳ないですが、ポリオ生ワクチンは、極めて副作用の少ないワクチンです。

最近の他のワクチンの副作用

厚労省が因果関係を認めないのもありますが、
肺炎球菌ワクチン 6人死亡。2011年の3月の報道。
DPTワクチン 1994年~2010年 3人死亡。
日本脳炎ワクチン 2007年に12人 副作用で、急性散在性脳脊髄炎
(ちなみに2007年日本で日本脳炎の罹患は、1人)
2011年子宮頸がんワクチン 1人死亡
インフルエンザワクチンは、毎年副作用の死亡者をだしています。

ポリオワクチンの副反応

ワクチン ワクチン接種者数 副反応報告数 頻度(1万人当たり)
ポリオ 2,054,389 9 0.0438
DPT・DT 5,005,141 168 0.33565
麻疹 11,300 6 5.30973
風疹 61,209 5 0.81687
MR(麻疹風疹混合) 1,937,568 58 0.29934
日本脳炎 141,421 3 0.21212
BCG 978,075 98 1.00196
インフルエンザ 13,064,354 25 0.01913

平成18年度予防接種後副反応報告書集計報告より

ポリオの副反応が205万人に対し9人とありますが、小児麻痺の数ではありません。

補足
1. 予防接種を受けた子供たちは、ワクチン未接種の子供よりも自閉症とADHDの高いレートを持っている。

世代のレスキュー:ワクチン未接種の子供の電話調査
調査米国の電話調査

抜粋

ワクチン未接種の男の子に比べてすべての予防接種男の子

  • ワクチン接種男の子は、神経障害(RR 2.55)が、155%以上の可能性が高かった
  • ワクチン接種少年はADHD(RR 3.24を)持っている224パーセント可能性が高かった
  • ワクチン接種男の子は自閉症(RR 1.61)があるに61%以上の可能性が高かった

古い接種男の子、古いワクチン未接種の男の子に比べて年齢11から17まで(約半分の男子が調査対象)

  • ワクチン接種男の子は、神経障害(RR 2.58)を持っているから158%以上の可能性が高かった
  • ワクチン接種少年はADHD(RR 4.17)持っている317パーセント可能性が高かった
  • ワクチン接種男の子は自閉症(RR 2.12)があるから112%以上の可能性が高かった
  • (注:多くの子どもが診断されていないため、彼らが6〜8歳になるまでそれ以上の年齢のお子様が、より信頼性の高い指標となる可能性があり、我々は、4歳から始まるデータをキャプチャ。)

注:これは発表された研究ではない、それは電話調査です。

2. ジフテリア、百日咳、破傷風(DPT)の予防接種は、接種時期を遅らせると小児喘息のリスク低下と関連している。これは、医学論文です。

アレルギーと臨床免疫学2008年のジャーナル

カーラL.マクドナルド、MS、Shamima I. Huq、BS、リサM. LIX、博士、アランB.ベッカー、MD、FRCPC、そしてアニタL. Kozyrskyj、博士

抜粋

11本の中でも、DPTの少なくとも4回投与を受けた531人の子供は、喘息のリスクは、初回投与のDPTが2ヶ月以上遅れた子どもたちの1/2に減少した。

3. 先進国の子供の定期予防接種と5歳までの死亡数(1000人当たり)
  ワクチン本数 死亡者数
アイスランド 11本 3.9
スウェーデン 11本 4.0
日本 11本 4.2
ノルウェー 13本 5.0
スイス 16本 5.1
フランス 17本 5.2
スペイン 20本 5.3
ドイツ 22本 5.4
イギリス 20本 6.0
米国 36本 7.8

どうみても、ワクチンの定期接種の数が増えれば、子どもの死亡数も増えている。

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