自閉症 高果糖コーンシロップ、アスパルテーム
高果糖コーンシロップ(異性化糖)
加工食品や飲料水などの成分としてもよく見られ、でんぷんを加水分解して得られたぶどう糖の一部をイソメラーゼという酵素等で果糖に変えた(異性化した)ものであります。
とうもろこしやジャガイモ、あるいはサツマイモなどのデンプンを酵素で糖化させた後、含まれるブドウ糖の一部を別の酵素で果糖に異性化させるそうで、私は化学的な事はよくわからないのですが、どうやらこのとうもろこしから糖にするプロセスに水銀が混じっていることが多いそうなんです。
異性化糖は水銀を含むだけでなく、亜鉛などの体内の微量栄養素の欠乏を引き起こし、身体が毒素や重金属などを除去するプロセスを阻止すると言う事らしいのです。
異性化糖の摂取はカルシウムやマグネシウム・亜鉛などといった体内のミネラルのバランスを崩し、これが有機リン系農薬や鉛、水銀などといった有害物質に曝された際、脳内の酸化ストレスを増加させる原因ともなっているようです。
(脳内酸化ストレスの除去は、脳機能維持のために不可欠。)
ここアメリカでは、1980年代から1990年代にかけて、この異性化糖の消費が著しく増加しています。
こういった異性化糖の性質を考えると、確かに近年の自閉症の急増化と異性化糖摂取との間には、何かの関連があるのかもしれません。
(まあ、それが唯一の”原因”というわけではないとも思いますが。)
日本ではこの異性化糖は甘味料としてのみならず、保存料としてもいろんな食料品や飲料水に使用されているみたいなので、原材料のラベルをよくチェックすると良いかと思います。
ラベルに、ブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液糖、砂糖混合異性化液糖などと書かれていたら、それは異性化糖の事ですので注意が必要ですね。
アメリカでは最近では食品のラベルにくっきりと、"No High Fructose Corn Syrup"と書かれた商品も見られ始めた(高果糖コーンシロップは入っていません)